【バンコクモーターショー16】いすゞ、1.9Lディーゼルで訴求する「MU-X」のオリジナリティ

自動車 ニューモデル モーターショー
フォトコンテストも実施した、いすゞのブースではMU-X 1.9L DDIブルーパワーをメインに訴求
フォトコンテストも実施した、いすゞのブースではMU-X 1.9L DDIブルーパワーをメインに訴求 全 13 枚 拡大写真

いすゞのSUV『MU-X』は、シボレー『トレイルブレイザー』と生い立ちを共にするが、昨年暮れの発表以来、新開発の1.9リットルターボディーゼルエンジンを核とした新訴求をスタート。低燃費とハイパフォーマンスを両立する“いすゞブルパワー現象”への評価は高かったようだ。

【画像全13枚】

この1.9リットルターボディーゼルエンジンは、「1.9L DDIブルーパワー」と名付けられたもので、それまで主力だった2.5リットルターボディーゼルに代わるエンジンとしてMU-Xだけでなく、ピックアップ『D-MAX』にも搭載された。クラス随一の性能、優れた燃費と環境への配慮を両立しているのが特徴で、ミッションには新しい6速ATを加え、6速MTも選べる。

税金の算出にも影響するCO2排出量は161g/kmに抑えており、その実力は広く認められ、タイ国内で行われた「YEAR 2016 OF CAR」では、『MOST HI-TECHディーゼルエンジン賞』を受賞。さらによりパワフルな3リットルターボディーゼルを選べ、こちらは最高出力177hp、最大トルク380Nmを発揮して、よりスポーティな走りを可能とする。

MU-Xは、装備面でもオリジナリティを発揮する。基本的なキャビンの造りこそトレイルブレイザーと共通にするものの、フルHD対応のドライブレコーダーをルームミラーに内蔵し、自動速度制御付きクルーズコントロールまで装備。ダッシュボードには特別なハイグロスブラックとクロム化を施し、ケンウッドのカーAVシステムも搭載するなどオリジナリティを打ち出す。

会場では、「ブルーパワースポーツファッションライフスタイル」をテーマにキャットウォークを気取ってセクシーな女性モデルをフィーチャー。『いすゞモーターショーフォトコンテスト2016』と銘打った賞金総額200,000バーツのフォトコンテストも開催された。また、商談ルームにはMU-Xのオリジナルカップラーメンも置いて、ショーを盛り上げる展開も繰り広げられた。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  2. カモフラもすごいが車内も衝撃!? 最新メルセデスベンツ『Sクラス』はハイパースクリーンを採用
  3. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  4. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  5. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る