白バイ安全運転競技大会で8交機団体が優勝、個人は7交機佐藤巡査長

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女性白バイ乗務員も数多く出場した
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3日、白バイ乗務員の晴れの舞台でもある「白バイ安全運転競技大会」で、主に多摩地区を担当する第8方面交通機動隊がチーム優勝した。また、江東区・墨田区などを担当する第7方面交通機動隊の佐藤翔巡査長が個人総合優勝を飾った。

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競技は多摩川河川敷の広大な敷地にパイロンとマーカーだけで特設のコースを作り、全選手が同じ「VFR800」の警察仕様に乗って競う。競技のために赤色灯は外すが、すべて現役の車両だ。

競技は点数制。午前中のバランス競技、スタートは8の字走行と周動旋回などを組み合わせたコースを22秒で通り抜ける。規定時間をクリアするためにはスタートからスロットルを思い切って開けなければならないが、濡れた路面がコントロールを奪う。競技はパイロンに接触するとペナルティタイムを加算される。車体を倒し過ぎてバンクセンサーが地面と接触した場合も同様だ。

自動二輪免許取得時と同じ一本橋もある。幅30cmの橋をできるだけバランスをとってゆっくり走り、通過時間が長いほど評価が高い。白バイ競技会の課題は15秒以上だ。大型二輪免許の取得では10秒以上。時間は驚くほどの差はないが、橋の長さが違う。白バイは9m、免許取得は15mだ。

スピード違反を取り締まる白バイ競技ならではの課題も、ゴール直前に用意されている。スピードメーターを隠して、50~60km/hを維持して走行。前方の信号がランダムに示す青色方向へ緊急回避しながら、制動位置からブレーキをかけて停止位置で止まることが求められるのだ。

午後のスラローム走行は、ジムカーナのようだ。スラロームといえば、パイロンを一定間隔で直線上に並べてその間を蛇行するイメージだが、白バイ競技のスラロームは全長600mに用意されたさまざまな曲線をいかに速く走り抜けるか課題。

勢いよく直進させた直後に歩行と同じ速さにスピードを落とさないとクリアできないコーナー、高速コーナーを抜けると待っているS字カーブなど、その難コースを車重300kg以上の白バイを振り回すようにして駆け抜けなければならない。男性で1分43秒、女性で1分46秒ほどがベストタイムだが、中には緊張が途切れて、転倒する選手もいる。ゴールを切った選手は汗だくで、一様に顔を歪ませるほど過酷なのだ。

そこで勝ち進んだ選手だけが、警察庁主催の全国白バイ安全運転競技大会に挑むことができる。今年も10月に茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センターで開催が予定されている。

《中島みなみ》

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