米国の自動車大手、フォードモーターは3月31日、北米でフォード『エクスプローラー』など2車種をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、エンジンの不具合が原因。フォードモーターによると、エンジンブロックの熱を利用するヒーターが、過熱して車両火災につながる恐れがあるという。
リコールされるのは、2016年モデルのフォードエクスプローラーの一部と2015-2016年モデルのリンカーン『MKC』の一部。北米で販売された約5500台がリコールに該当する。
フォードモーターは、リコール対象車を保有する顧客に通知。販売店において、エンジンブロックヒーターを交換するリコール作業を行う。
なお、フォードモーターは、「この不具合に関連して、カナダで2件の火災の報告を受けた。しかし、負傷者はいない」と説明している。