ジャパン・マリンユナイテッド、川崎汽船に次世代型自動車運搬船を引き渡し

自動車 ビジネス 企業動向
次世代型自動車運搬船「オライオン・ハイウェイ」
次世代型自動車運搬船「オライオン・ハイウェイ」 全 1 枚 拡大写真

ジャパン・マリンユナイテッドは、内海造船の因島工場で建造していた川崎汽船向け次世代型自動車運搬船「オライオン・ハイウェイ」を引き渡した。

船は、パナマ運河拡張に対応した幅広新船型の自動車運搬船で、ジャパン・マリンユナイテッドが受注した自動車船4隻シリーズの2番船で、内海造船に建造を委託した。

3層のリフタブルデッキを含む13層のデッキを持ち、乗用車・トラック、重車両のほか、鉄道車両の積載が可能。

また、省エネ技術として水面上の船首部に風圧抵抗低減形状を採用し、自動車運搬船に大きな影響をもたらす風による抵抗を低減する。船尾には、舵前端部にSURF-BULBを装備しており、プロペラ旋回流のエネルギーロスを回収し燃料費の削減に寄与する。

このほか、高効率プロペラ、冷却海水ポンプ、機関室通風装置のインバータ制御、発電機エンジン排ガスエコノマイザなどの省エネ・CO2削減技術を採用した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  5. マルチスズキ、ジムニー5ドアの輸出が10万台突破…最多出荷先は日本
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る