【鈴鹿8耐】2017年大会からEWC最終戦に…40周年予告映像を公開[動画]

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースPR動画
“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースPR動画 全 4 枚 拡大写真

鈴鹿サーキットは、7月末に毎年開催されている「“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」の第40回大会に関するプロモーション動画を公開した。

1978年の初開催を皮切りに、毎年開催されてきた日本最大級の耐久ロードレース。特に1990年代はWGPで活躍するライダーも多数参戦し、世界中から注目を集めた。また現在ではFIM世界耐久選手権(EWC)のシリーズの一つとして鈴鹿8耐が位置付けられているが、3月25日に行われた記者発表会で、シリーズのスケジュールを見直し、同レースをシーズンフィナーレにすることが明らかとなった。

今回公開された動画は、その記者発表会でも放映されたもの。昨年、鈴鹿8耐に初挑戦し、見事総合優勝を飾った現役MotoGPライダーのブラッドリー・スミス、ポル・エスパルガロがレースの感想を語るところからスタート。昨年のハイライトシーンはもちろん、過去の大会のシーンなども収録。最後には「40年の伝説を終え 鈴鹿8耐はFIM WECのグランド・フィナーレになる」というメッセージが流れる。

この流れになったきっかけは昨年の鈴鹿8耐。EWCのプロモーターであるユーロスポーツ・イベントは、レースのレベルの高さ、ファンの熱狂度、そして大会の伝統に感銘を受け、EWCのカレンダー変更を決意。前年9月のボルドールを皮切りに世界各国で耐久レースを開催。フィナーレの舞台が2017年7月の鈴鹿8耐となるのだ。

シリーズの最終戦ということでEWCのチャンピオン決定の舞台となる可能性も高く、来年は第40回記念大会の覇者に加え世界耐久王決定戦のレースとなるかもしれない。それだけに、来年の40回大会はこれまでにないほど世界中から注目を集める1戦になりそうだ。

なお今年の第39回大会は7月28日に開幕し、決勝は31日に開催予定だ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る