職務質問に立腹し、バイクでの集団暴走を行ったグループの9人を逮捕

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昨年12月、東京都板橋区内や豊島区内でバイクを連ねた集団暴走を行ったとして、警視庁は5日、板橋区内に在住する17-19歳の少年9人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕した。うち1人が容疑への関与を否認しているという。

警視庁・交通執行課によるると、逮捕された9人は2015年12月13日の午前3時40分ごろ、板橋区内から豊島区内の国道254号などで改造したバイク5台を連ねて走行。低速での蛇行運転を繰り返すなど、暴走行為によって交通の流れを乱した疑いがもたれている。

暴走の直前、参加したメンバーの1人が警察から職務質問を受けていたが、これに腹を立て、スマートフォンの通信アプリケーションによって仲間を招集。集団暴走を行っていたという。警察は追跡しながら暴走の様子をビデオで撮影。後日に運転者を特定し、逮捕に踏み切った。

逮捕されたメンバー8人は暴走に関与したことを大筋で認めているが、1人は容疑を否認している。聴取に対し、このうちの1人は「国家権力に対抗するつもりで走った」などと供述しているという。9人が参加していたグループは解散に追い込まれる見込みだ。

《石田真一》

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