アストンマーティン V12 ヴァンテージ S に2017年型…7速MT新設定

自動車 ニューモデル 新型車
アストンマーティン V12 ヴァンテージ S の2017年型
アストンマーティン V12 ヴァンテージ S の2017年型 全 5 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、アストンマーティンは4月6日、欧州向けの『V12ヴァンテージS』の2017年モデルに、7速MTを設定すると発表した。

アストンマーティンは2009年3月、ジュネーブモーターショー09において、『V12ヴァンテージ』を発表。自然吸気の6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は517ps、最大トルクは58.1kgmを発生。0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は305km/hと、発表当時はアストンマーティン95年の歴史において、最強のパフォーマンスを誇った。

2013年5月に発表されたV12ヴァンテージSは、V12ヴァンテージの性能を、さらに研ぎ澄ませたモデル。V12ヴァンテージの後継車に位置付けられる。そのハイライトは、エンジンの強化にある。

「AM28」型と呼ばれる6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、最新世代のボッシュ製エンジンマネジメントを採用するなど、専用チューニングを実施。この結果、最大出力は573ps/6750rpm、最大トルクは63.2kgm/5750rpmを獲得する。V12ヴァンテージに対して、56ps、5.1kgm強化。

今回、アストンマーティンは、V12ヴァンテージSの2017年モデルに、7速MTを設定すると発表。この7速MTには、「AMシフト」を採用。シフトダウン時のレブマッチング機能が付く。0-100km/h加速は3.9秒、最高速は330km/hと、ATの7速「スポーツシフト」と、同じパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る