レンタルバイクで日本旅、台湾人グループ「日本は走りやすい」…リピーターも

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レンタルバイクで日本をツーリング中の陳さんご夫妻。台湾から12名のグループで訪日中だ。
レンタルバイクで日本をツーリング中の陳さんご夫妻。台湾から12名のグループで訪日中だ。 全 13 枚 拡大写真

日曜日の箱根・十国峠レストハウスにて、台湾人12名のバイク・ツーリンググループに出会った。ライコランド東雲店(東京都江東区)で大型バイクをレンタルし、1日目は中央高速で山梨県・石和温泉へ。2日目となる日曜日は河口湖を経由し、箱根へというスケジュールだ。

メンバーのなかには女性も。ご主人の陳さんが運転するホンダ『NC750X』のリアシートで、日本でのツーリングを堪能している黄さんはこう言う。

「日本は食べ物が美味しいですし、景色もキレイ。今回は桜の花と富士山が楽しみです。満開の桜の道をバイクで走り抜けるのが夢でしたから!」

自身でバイクの運転はしないが、台湾でもご主人のドゥカティ『ディアベル』でタンデムツーリングを楽しんでいるという。

ご主人は言う。「台湾ではバイクは高速道路に乗れませんし、日本は運転マナーがいいので走りやすいです。台湾でもビッグバイクが人気で最近はユーザーが増えています」

日本への旅行は20回以上を数え、レンタルバイクでのツーリングも今回で7回目。バイクの他にスキューバーダイビングなども楽しみ、夫婦で多趣味だ。

グループのなかには、日本でのバイクツーリングは初めてという人もいる。台湾でカワサキ『Z800』を所有するREXさんは訪日3回目で、その夢を実現した。

「ぜひ日本でバイクツーリングを楽しんでみたかった。台湾は右側通行なので最初は不安でしたが、道路がクリーンで走りやすいです。どこにいっても人が親切ですし、言葉が通じなくても困ることは少ないですね」

そう言って満足げなREXさん。グループはこのあと箱根を抜け、伊豆半島の伊東温泉で湯に浸かり旅館に宿泊。さらに西伊豆のライダーハウス「BBロード」でも泊まり、3泊4日のツーリングを楽しんで台湾へ帰る予定だ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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