BASF、3種類の新規顔料を発売…スタイリングとフォーミュレーションの選択肢を拡大

自動車 ビジネス 海外マーケット
キナクリドン顔料のシンカシャ ユニフロー マゼンタ
キナクリドン顔料のシンカシャ ユニフロー マゼンタ 全 2 枚 拡大写真

BASFは、4月12日から14日に米国で開催された「アメリカンコーティングスショー(ACS)2016」で、3種類の新規顔料「ルミナロイヤル ドラゴンゴールドEH 0908」「シンカシャ ユニフロー マゼンタ EH4555/EH4505」を発表した。

ルミナロイヤル ドラゴンゴールドは、高彩度顔料ルミナロイヤルシリーズの新色。鮮やかなグリーンゴールドの干渉マイカ顔料で、ゴールドとグリーンのスタイリングに最高クラスの明度と強い輝度感を付与できる。建築物や包装材の印刷、プラスチック、電化製品、台所・大型家電、スポーツ用品、化粧品やパーソナルケア製品のパッケージ、壁紙などで、高彩度の色域の可能性を広げてくれる。
シンカシャ ユニフロー マゼンタ EH4555/EH4505は、自動車や補修、工業用途向けのキナクリドン顔料だ。EH4555は、既存の顔料より着色力が20%高い、高彩度、透明タイプの青味ピグメントレッド202顔料。一方EH4505は、さらに高彩度の黄味透明タイプのマゼンタ顔料。両製品により、高彩度なレッド、バイオレット、ブルー領域を実現する。また、いずれも極めて流動性が高く、ほとんどの水系塗料、溶剤系塗料で顔料濃度を高めることができる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. MOTULエンジンオイル使用チーム、「鈴鹿8耐」で1-2-3フィニッシュ達成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る