【スピーカー交換のススメ】老舗ジャーマンブランド、FLUX マエストロシリーズ MC261

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【スピーカー交換のススメ】ハイコストパフォーマンスのジャーマンブランド FLUX マエストロシリーズ MC261
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ドイツ南部のグンデルスハイム。美しいこの都市で、50年以上の歴史を誇る生粋のスピーカーメーカーブランド「FLUX」を今回、ご紹介しよう。

メルセデス、BMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどに代表される欧州の大手自動車メーカーへのOEM供給。ほかベントレー、ランボールギーニといったプレステージな少数精鋭メーカーにも、同ブランドのスピーカーを採用。長年OEM生産の分野で培った技術力を礎に、革新的なテクノロジーや独自の感性をブレンドすることでHi-Fiスピーカーメーカーとして君臨。オーケストラの指揮者として活躍するクラウス・リンケル氏をアドバイザーに迎えて音色によりいっそうに磨きをかけ、音楽ファン、ハイエンドまで熱く歓迎されているという。品質と音創りはドイツメイドならではの立派なものだ。

同社のラインアップは最上級グレード、リファレンスシリーズ6.5インチ3ウェイシステムRC361、2ウェイのRC261。マエストロコンペテイションシリーズMC361COMP、MC261COMPほか、マエストロシリーズのMC361、MC261。ミドルアッパーユーザーに向けのスピリットシリーズSC361とSC261。ベーシックBC361、BC261と5つのセグスメントのシリーズから成り、いずれもセパレート3ウェイまたは2ウェイ構成となっている。カタログを見ると各種ユニット、専用クロスオーバー(3ウェイ)も用意されているので単品での購入で自由な組み合わせができる。

マエストロシリーズMC261をご紹介しよう。上級マエストロコンペティション同様、ミッドバスの振動板は3層コーンで素材はペーパー、グラスファイバー、シルク繊維から成る。一方、トゥイーターはハンドコード(筐体はジュラルミン)と呼ばれる仕様で振動板は25mmのシルクドーム。これに専用パッシブクロスオーバーをセット。16.5cm口径のミッドバスは上級モデルであるマエストロコンペティションシリーズに使われているフェイズプラグと異なっているが、振動板素材は同じなので同系統の音調といえる。3層コーンはフラックスの技術の結晶で精緻な構造であり、ヒアリングテストから音色が決定され独特の味わいが感じされる。このミッドバスのトーンを引き立てるトゥイーターは自然でひじょうに聴きやすく、シルクでドームならでは。低域から高域まで違和感なく繋がり良好で、かつ音に厚みがあり、楽器や歌声ともに細くならず骨格のしっかりとしたサウンドを提供してくれる。やはりジャーマンとしてのプライドが感じられる健全なところが製品に反映されているようだ。

【スピーカー交換のススメ】ハイコストパフォーマンスのジャーマンブランド FLUX マエストロシリーズ MC261

《永松巌》

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