アイシン精機、ピストン製造のアート金属買収へ

自動車 ビジネス 企業動向
アート金属(WEBサイト)
アート金属(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

アイシン精機は4月19日、アート金属の株式過半数を取得し経営統合を行うことで基本合意したと発表した。

アイシン精機はエンジン関連部品を一つの柱として、ピストンや冷却ポンプから周辺部品まで含めた幅広い品揃えを強みとして、これまで事業拡大してきた。しかし、ヒートマネジメントや軽量化に貢献できる次世代商品開発には、リソーセスの効率的な運用が急務となっている。

アート金属は、1945年12月創業のピストン専門メーカー。低コスト技術や小回りの利くものづくりを強みに、自動車メーカーなど多くの企業に製品を提供。近年は海外での事業展開を加速しているが、まだその途上にある。

新興国を中心とするコスト競争の激化に加え、パワートレインの多様化によって技術開発ニーズの拡大も予想される中、両社は経営統合を決断。今後は、両社の保有するリソーセスと技術力を最大限活用しながら、世界トップの競争力あるピストン事業の構築と、その関連システム商品の開発を加速させていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る