クラリオン、車載用フルデジタルサウンドシステムの第2世代モデルを販売開始

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クラリオン Full Digital Sound
クラリオン Full Digital Sound 全 6 枚 拡大写真
クラリオンは、車載用フルデジタルサウンドの新製品「Z3」(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)、「Z7」(フルデジタルスピーカー2本1組)、「Z25W」(フルデジタルサブウーファー)の3モデルを4月20日より発売する。

クラリオンは2012年、世界で唯一デジタル音源をそのまま再生できる車載用フルデジタルスピーカーシステムを発売した。デジタル信号にオーバーサンプリングおよびデジタル変調をかけ、複数のデジタル信号に変換し高出力マルチ駆動型D-classドライバーから出力することでスピーカーを直接駆動。高音質で原音に忠実なデジタルサウンドとして再生する。

新製品は、従来技術をベースに、デジタルスピーカーに最適な車載専用高出力LSIを独自開発。96kHzデジタル信号の直接入力が可能となり、256倍オーバーサンプリングを組み合わせることで従来のフルデジタルシステム比2倍を超える世界初の24MHzの超高速駆動を実現。さらにデジタル信号を効率良く音に変換することで、従来システム比4倍の高出力と、アナログシステム比1/5の低消費電力の両立を図った。

またスピーカーには、デジタル信号処理技術(Dnote)を用いて複数のデジタル信号を直接ボイスコイルへ伝達し、正確なコーンストロークを可能にする、新開発の「6層マルチボイスコイル」を採用。6つの駆動力を合成することで、ハイパワー&高音質再生を実現する。

価格(税別)はZ3が12万5000円、Z7が8万7000円、Z25Wが7万3000円。カーオーディオプロショップを中心に販売を開始し、その後、カー用品量販店などにも販路を拡大していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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