ホンダの新型燃料電池車 クラリティ、EVとPHVの派生が決定

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ホンダ クラリティ フューエル セル
ホンダ クラリティ フューエル セル 全 5 枚 拡大写真

ホンダの新型燃料電池車、『クラリティ フューエル セル』。同車から、2種類の電動パワートレイン車が派生することが、公式発表された。

これは4月21日、ホンダが米国ミシガン州デトロイトで明らかにしたもの。「クラリティ フューエル セルに2017年、EVとPHV(プラグインハイブリッド)を設定する」と発表している。

クラリティ フューエル セルは2015年10月、東京モーターショー15でワールドプレミア。5名乗車が可能な実用性の高い市販燃料電池車として登場した。量産燃料電池車としては世界で初めて、燃料電池スタックおよび駆動システムを、フロントのボンネット内部に収めることに成功。これにより、優れたパッケージングを生み出す。

このレイアウトの効果が、他の電動パワートレインへの対応が容易な点。モーター単独のパワートレインのEV、パワートレインがエンジン+モーターとなるPHVが、クラリティ フューエル セルと同じ車台から派生する。

米国では、燃料電池車のクラリティ フューエル セルは2016年秋に発売予定。その後、EV版の『クラリティ エレクトリック』を2017年、PHV版の『クラリティ プラグイン ハイブリッド』を2017年後半に発売する計画。アメリカンホンダのジョン・メンデル上級副社長は、「クラリティシリーズが顧客のライフスタイルに合わせて、超低排出ガスのパワートレインオプションを提供する」とコメントしている。

《森脇稔》

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