ホンダ、タイヤ気柱共鳴音の低減技術で市村産業賞を受賞

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本田技術研究所四輪R&Dセンター
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ホンダは4月25日、本田技術研究所 四輪R&Dセンターの神山洋一氏と石井克史氏が「タイヤ気柱共鳴音ホイール装着デバイスの実用化と技術進歩」で、「第48回市村産業賞」の貢献賞を受賞したと発表した。

市村産業賞は、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに毎年贈呈されるもの。「本賞」「功績賞」「貢献賞」の各賞で表彰される。

タイヤ気柱共鳴音は、自動車のタイヤ内部空洞で発生する共鳴が車体に伝わる車室内騒音の一つ。受賞者らは軽量で聴感上、認知できないレベルまで低減が可能なホイール装着ヘルムホルツレゾネーター(単室式)を世界初の技術として2010年に独自開発。上級車種へ適用を図り、量産化を実現した。

さらに同技術の適用車種の拡大を目指し、単室式から50%以上のコストと重量の削減が可能となる複室式レゾネーターを新開発し、2015年に量産化。中級車種への適用拡大を実現した。

《纐纈敏也@DAYS》

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