南海電鉄、高石市内で高架橋の線路を歩くイベント実施…5月8日

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高架化工事が進む高石駅。5月から下り線のみ高架化される。
高架化工事が進む高石駅。5月から下り線のみ高架化される。 全 3 枚 拡大写真

大阪府の都市計画事業として実施されている南海電気鉄道本線・高師浜線の連続立体交差事業(連立事業)で、本線の下り線が5月14日の初発から高架線に切り替えられる。南海電鉄はこれに先立ち、下り高架線を歩くイベント「高石~羽衣連立高架ウォーク」を開催する。

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この連立事業は、高石市内の羽衣一丁目から綾園七丁目までの範囲で、羽衣駅と高石駅を含む本線3.1kmと高師浜線1.0kmの線路を高架化するもの。13カ所の踏切を解消し、羽衣・高石両駅も高架化される。

5月14日に高架化されるのは、本線の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)。羽衣・高石両駅にはエレベーターやエスカレーター、多機能トイレも設置される。このほか、羽衣駅には太陽光発電システムが設置され、5月14日から稼働する予定だ。

「連立高架ウォーク」は5月8日に行われる予定。当日は高石駅東口前集合で、A・Bの2班に分かれて行われる。開催時間はA班が10時から11時30分まで、B班が13時30分から15時まで。参加できるのは小・中学生とその保護者(2名1組)で、A・B各班とも50組100人ずつを募集する。申込みは郵便はがきで受け付ける。締切は5月5日(必着)。

大阪府や南海電鉄などは、引き続き本線上り線と高師浜線の高架化工事を進める方針。事業期限は2019年度までとされている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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