三菱重工、客船事業で特別損失を追加計上…三菱自問題、影響可能性も

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三菱重工業は、2016年1-3月期に客船事業で508億5000万円の特別損失を追加計上すると発表した。

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2011年11月にアイーダ・クルーズから受注した大型クルーズ客船2隻は、プロトタイプの客船建造が困難となりコストが発生、2014年3月期に641億2600万円、2015年3月期に695億3400万円の特別損失を計上した。

また、1番船の建造では工事終盤に設計変更も発生、判明した不具合対策もあり、引渡し時期が延期となり、2016年4-12月期に530億6100万円の特別損失を計上した。

さらに、2016年1-3月期に、最終仕上げや制御システムの確立に想定以上の時間を要し、主機の不具合発生や海上試運転で客先から指摘を受けた騒音対策に、火災事故も重なり、結果的に引渡し時期が3月中旬にまでずれ込んだ。2番船の建造でも納期遅延や手直しなどで建造工程を大幅に見直した。この結果、508億5000万円を特別損失に追加計上する見込み。年度累計で特別損失に1039億1100万円を計上する。

通期業績見通しは、前回予想より240億円マイナスの660億円に下方修正した。

一方、燃費データの不正問題で揺れる持分法適用会社の三菱自動車の2016年3月期の連結業績の動向により、三菱重の業績予想に変更が生じる場合、判明次第公表するとしている。

《レスポンス編集部》

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