欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は5月3日、グーグル(Google)と自動運転車のプロジェクトで提携すると発表した。
今回の提携では、グーグルがクライスラーブランドの新型ミニバン、『パシフィカ・ハイブリッド』ベースの自動運転車を、開発テスト車両として導入。
また、FCAのエンジニアとグーグルのエンジニアが協力。最新の自動運転技術の自動車への搭載について、協業を進めていく。
FCAとグーグルは、自動運転車が安全性を高め、多くの人々にとって、より利用しやすい移動手段になる可能性を持っているという認識で一致した。
グーグルの自動運転車プロジェクトのジョン・クラフチックCEOは、「FCAのエンジニアと密接に協力することが、完全自動運転車の実用化に向けた開発を加速させるだろう」とコメントしている。