米国の自動車最大手、フォードモーターのスポーティカー、フォード『マスタング』。同車の先代モデルが北米で、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは4月27日、フォードモーターが明らかにしたもの。北米市場において、先代フォード マスタングの一部車種のリコールを発表している。
今回のリコールは、トランスミッション(AT)の制御系統の不具合が原因。フォードモーターによると、先代マスタングのトランスミッションは走行中、突然ギアが1速にシフトダウンする恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、先代マスタング2012年モデルの一部。2011年8月から2012年2月にかけて、米国のフラットロック組み立て工場で生産され、北米で販売された車両が該当する。
フォードモーターは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、パワートレインコントロールモジュールのソフトウェアを更新するリコール作業を実施する。