曙ブレーキ、2016年3月期業績見通し…米国生産拠点で減損などで最終赤字195億円に下方修正

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曙ブレーキ工業は、米国子会社が大幅な減損を実施、2016年3月期通期業績の下方修正を発表した。

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米国連結子会社であるアケボノ・ブレーキ・コーポレーション(ABC)では、ケンタッキー州にあるエリザベスタウン工場(ABE)が過大な受注による生産混乱からエキストラコストの発生が常態化する事態に陥っている。生産品目の収益性、生産体制などの問題を抱えており、抜本的な収益性向上を目指し、再度将来の回収可能性を検討した結果、ABEが保有する固定資産について約6900万USドルを減損処理する。

また、サウスカロライナ州のコロンビア工場、テネシー州のクラークスビル工場でも個別に不稼働の生産設備について減損する。減損損失として約100億円を特別損失に計上する。

このほか、北米事業の経営体制の改革に関わる費用や国内でも転用見込みの低い遊休資産の減損損失、リコール関連損失なども計上する。

この結果、当期損益は70億円の赤字から195億円の赤字に赤字幅が拡大する。

一方、日本国内の営業利益が海外向け補修品ビジネスの落ち込みなどで約3億円の減少となった。また、米国でも年末休暇稼働による労務費増加や在庫の評価減などにより約7億円の減少となった。一方で、中国は販売が好調なことなどにより約4億円の増加となった。このため、営業赤字が前回公表値と比較して3億円悪化して38億円の見込み。

経常損益は、営業損失の影響に加え、為替差損の影響で前回と比べ8億円増加の68億円の見込みとなった。

売上高は前回予想より17億円マイナスの2813億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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