フェラーリ GTC4ルッソ 日本発表、シューティングブレークデザイン受け継いだ最新モデル

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フェラーリ GTC4ルッソ
フェラーリ GTC4ルッソ 全 8 枚 拡大写真

フェラーリジャパンはジュネーブモーターショー2016でデビューした『GTC4ルッソ』を極東エリアで初めて公開した。価格は3470万円。

このクルマのネーミングのもとになっているクルマについて、フェラーリ極東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏は、「『330GTC』は50年前の1966年にジュネーブショーで発表された、フェラーリの伝説的な4シーターモデルだ。そして、『250GTベルリネッタルッソ』は1963年に作られ、このルッソにはラグジュアリーという意味も含んでいる。これら歴代の名車からその名を引き継いだ、4シーターフェラーリの系譜の最新モデルだ」と位置付ける。

また、フェラーリ日本導入50周年であることを踏まえ、「フェラーリのルーツはレースだが、この50年の間フェラーリはデザインに妥協することなく、それらを大切に思ってくれる日本のユーザーやファンに向けて美しいクルマの数々を届けてきた。感動を呼び起こすデザインは、我々の情熱だ」とし、今回発表したGTC4ルッソも例外でないことを強調する。

2011年に発表した『FF』の特徴は「シューティングブレークデザインで、このデザインを採用したフェラーリとして初めてのモデルだった」とクネヒテル氏。そして、GTC4ルッソもこのシューティングブレークデザインを受け継いで開発された。しかし、「FFとの共通点はこの1点だけだ。それ以外GTC4ルッソは完全な新型モデルだ」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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