パイオニアとHERE、自動運転向け地図の更新・運用システム構築に向け実証実験を開始

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「3D-LiDAR」を搭載したセンシングイメージ
「3D-LiDAR」を搭載したセンシングイメージ 全 2 枚 拡大写真

パイオニアと位置情報クラウド企業のHERE は5月11日、自動運転向け地図を効率的に更新・運用するデータエコシステムの構築に向けた実証実験を行うことで合意したと発表した。

両社は、来る自動運転時代に向けて、それぞれが保有する技術の活用について協議を進めてきた。データエコシステムの構築には、自動運転向け地図の更新データを抽出するための高精度な自車位置推定が求められる。今回の合意により、パイオニアの「3D-LiDAR」とHEREの自動運転向け高精度地図を組み合わせ、自車位置推定の実証実験から開始し、自動運転向けの地図を効率的に更新・運用するデータエコシステムの実用化を目指す。

実証実験では、パイオニアが開発している走行空間センサー「3D-LiDAR」と、高精度な自車位置特定技術を活用し、自動運転向け地図の更新に必要となるデータを抽出。HEREが保有する自動運転向け高精度地図とクラウドを活用し、抽出データを収集/解析、それを元にした更新地図データを車両へ配信する仕組みを検討する。

《纐纈敏也@DAYS》

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