スバル富士重 吉永社長「今秋の インプレッサ 皮切りに毎年新車を投入」

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スバル インプレッサ セダン 新型(ニューヨークモーターショー16)
スバル インプレッサ セダン 新型(ニューヨークモーターショー16) 全 4 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は5月12日の決算会見で、今後の商品戦略について語り、今秋の『インプレッサ』を皮切りに毎年新型車を投入し、2018年にプラグインハイブリッド車(PHV)、21年に電気自動車(EV)を発売することを明らかにした。

EVについては、ハイブリッド車のように提携先のトヨタ自動車から技術をもらうのではなく、「自分たちで開発し、スバルらしいEVにする」(吉永社長)という。同社はこれまで軽自動車をベースにしたEVを販売したことがあったが、21年のEVはそういうクルマとは別次元のものになる予定だ。

「米国でスバルを買ってくれているお客さまに受け入れられる新しい電気自動車ということで商品開発をしたいと思っている」とは開発担当の武藤直人取締役専務執行役員の弁だが、スバルファンの垂涎の的となるようなEVにしたいそうだ。

また、エンジンについては、19年に新設計のダウンサイジングターボを搭載する。これは内燃機関の大幅な効率改善を追求したもので、環境対応に優れたものだという。

「当社は量で解決していく会社ではないので、いかに質的な魅力を高めていくかに尽きると思っている。ですから、すべての活動をスバルというブランドをいかに魅力あるものに高めていくか、全員で取り組んでいく。そのことによって、われわれの未来が開けていくと考えている」と吉永社長は力強く話していた。

《山田清志》

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