キヤノン、現実映像とCGを融合した3D映像を再現するヘッドマウントディスプレイ発売

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CGと実物の手を融合した映像例
CGと実物の手を融合した映像例 全 3 枚 拡大写真

キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(複合現実感)システム「MREAL」の新製品として、広画角・高精細を実現したヘッドマウントディスプレイ「MREAL Display MD-10」を5月25日より発売する。

【画像全3枚】

MREALは、自動車メーカーをはじめとする製造業での設計・製造部門で、デザインや設計データを実物大の3D映像で確認し、試作回数やコスト削減を可能にする業務支援ツール。新製品は従来機種のヘッドマウントディスプレイとハンドヘルドディスプレイの上位機種で、広画角・高精細を実現し、自動車本体のような大きな立体物のデザイン確認から、細かい部品を用いた作業の確認まで、幅広い用途で検証できる。

画角は水平方向で約60度、垂直方向で約40度を実現し、ディスプレイ上に映し出す面積は従来機種の約2倍に拡大。また、解像度も現実映像で約1700×1060、CG部分で1920×1200と、従来機種に比べ大幅に向上している。これにより、自動車の外観や内装のデザインを近距離から確認できるほか、ねじのような細かい部品をCGにはめ込むことで作業性を確認できるなど、実寸大で臨場感のある3D映像を通した検証が可能になる。

またMREALは、組み立てやメンテナンスの検証時にCG映像の中に自分の手を映し出し、作業性や操作性を確認することも可能。検証に新たなソフトウエアを使用することで、手の輪郭をより滑らかに表示でき、手とCGの位置関係をより自然な感覚で把握できる。

価格(税別)は900万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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