【スーパー耐久 第2戦】脇阪寿一“先生”がファンの疑問に答える…ステージトークショーは盛況

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脇阪寿一が参加したS耐トークショーは大盛況
脇阪寿一が参加したS耐トークショーは大盛況 全 9 枚 拡大写真

5月14・15日にスポーツランドSUGOで行われたスーパー耐久第2戦のオフィシャルステージに脇阪寿一が登場し、トークショーが開催された。

今年初めにSUPER GT(GT500)クラス引退を発表した脇阪。レーシングドライバーとしての活動は続けており、2016シーズンはST-4クラスの埼玉トヨペットGreenBrave86から参戦。前日の14日に行われたグループ2の決勝レースでも、最終スティントでトヨタ『86』同士でサイド・バイ・サイドのバトルを展開。最終的には4位となり表彰台は逃したが、観戦したファンを魅了する走りをみせた。

今回は「教えて!寿一先生(仮)」と題して、事前にファンから寄せられたレースに関する素朴な疑問を脇阪が答えていくというもの。

ファンからの様々な質問に対し脇阪は、冗談まじりの回答と軽快なトークで集まったファンの笑いを誘っていた。

その中でもファンが特に注目していたのがシフトレバーについて。パドルシフトとHパターンシフトは、乗っていて違うものですか? という質問では違いを分かりやすく丁寧に解説していた。

「(Hパターンの場合)はだいたい片手で運転しています。ふざけているとか余裕があるとか言われますが、実際には不安で仕方ないんです。どこにギアが入っているか分からなくなるし、86/BRZレースのマシンとS耐のマシンでレバーの位置が微妙に違うから、たまに分からなくなるんです。だから昨日の決勝中も、どこにギア入っているか分からなくなって、ニュートラルでコーナーに入っていくこととかもありましたね(笑)」。

また今年は自身も参戦しているスーパー耐久については「参加型モータースポーツの頂点だと思っています。お客さんに来ていただいて、楽しむ方法を考えてもらうのもいいかもしれないけど、僕はスーパー耐久に参加している人たちがどう楽しむかというのが一番だと思う。その楽しんでいる方々のレースを観て、お客さんが“あれに乗ってみたいな!”と思ってもらえるようなカテゴリーですね。そういう位置付けとしてスーパー耐久も(スーパーフォーミュラ、SUPER GTとともに)日本のモータースポーツの三大レースとして盛り上がってもらえればなと思います」と、まだまだ注目度が高くないスーパー耐久の魅力も丁寧に解説していた。

この他にも裏話が続々と飛び出し、約30分のトークショーだったが、時間が経過するにつれてギャラリーも増え、脇阪の軽快なトークと普段は聞けない話に興味津々といった様子だった。

《吉田 知弘》

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