【JNCC 第4戦】神業の激速ダウンヒルで、斉木達也が今季2勝目

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
飛ぶようにガレクライムを駆け下りる斉木達也
飛ぶようにガレクライムを駆け下りる斉木達也 全 10 枚 拡大写真

5月にして早くも中盤戦にさしかかった、全日本クロスカントリー選手権JNCC。昨年までのチャンピオン渡辺学、鈴木健二の二大巨頭に加えて、アメリカ帰りの小池田猛に超大型ルーキー斉木達也が毎戦を賑わせている。

【画像全10枚】

今大会は、年に2度使用され、毎大会人気を誇る長野県爺ガ岳スキー場。特に、近年90分レースFUN GPの盛況ぶりはとどまるところを知らず、今回は343台ものエントリーした。メインレースの180分COMP GPよりも、人数でいえば圧倒的に人気。エンジョイ層も多く、幅広い楽しみ方ができると参加者を着実に増やしている状況だ。

当日は暑いくらいの好天。爺ガ岳史上初の試みとして、この大会ではいつもと逆回りのコース設定とされた。名物のガレクライムはダウンヒルに、長い下りのウッズがヒルクライムになったことで、難化が懸念されたものの、コンディションもよくちょうどいいレベルに落ち着いた形。

注目のCOMP GP、第2、3戦と連勝している小池田がポイントリーダーという状況の最中、チャンピオン渡辺や斉木の動向が気になるところ。斉木は海外出張の隙間をぬって、品薄のIRC製タイヤのゲコタを調達して、レースに備えた。前大会で気になっていた部分も対策済み、万全の体勢で臨んだオープニングラップで、他を圧倒する激走ぶり。1分以上の差を後続につけるという別格のスピードを見せつける。

対して、小池田はブレーキトラブルで1周以上のロスをしてしまい、戦線離脱。鈴木に至っては、1周目でエンジンを焼き付かせてしまう。四つ巴の中、斉木を追えたのは、渡辺のみであった。斉木と渡辺の差は2分ほどでレースが進行、渡辺は勝機を狙って後半のプッシュに賭ける。しかし斉木は「小池田さんが追いかけてくることを考えて、いつもより体力を残していました。まだペースをあげられる状況にあった」と、パーフェクトなレース運び。結果、渡辺は追い切れずに1分7秒差で2位、斉木が別格の圧勝を遂げた。この4戦でトップ4人の中、一人急速に成長中で、伸びしろがまだまだ残る斉木。特に、誰もがペースを落とさざるをえないガレクライムの下りは、2倍速と表現したいほどのスピード。当然、この勝利で斉木にポイントリーダーの座が渡ることになった。

《稲垣 正倫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  2. トヨタ『ランドクルーザー』など、計6車種4万3300台をリコール…メーターが正しく起動しない
  3. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  4. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  5. トヨタ『GR86』、スロットル&シフト改良と新色「サンダー」追加…2027年モデル米国発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. ルノーのスポーツEV「5 Turbo 3E」、エクセディのインホイールモーター搭載…555馬力
  3. NISMO、豪州に初の海外パフォーマンスセンター設立へ…『スカイラインGT-R』のレストア事業も強化
  4. スマホで空気圧をチェック、簡単取り付けのキャップ式空気圧センサーが発売
  5. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
ランキングをもっと見る