【昭和のクルマを守る集い16】レアな存在、“修正後”のブルーバード 1300 SS

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1967年 日産 ブルーバード 1300 SS
1967年 日産 ブルーバード 1300 SS 全 25 枚 拡大写真

埼玉県所沢市の西武園ゆうえんち西口駐車場で開かれた「第4回 昭和のクルマを守る集い」。旧車イベントでお馴染(なじ)みの日産『ブルーバード』は、4世代のモデルが集まった。

この日の会場で一番多かったのは、やはり3代目の510型系(1967年~1972年)。『スカイライン』や『フェアレディZ』などと同様、旧車界の人気車種である。4ドアセダンとクーペのSSSのほか、DXと2ドアセダンも参加していた。

最も目を引いたのは、2代目410型系(1963年~1967年)の1300 SS。ピニンファリーナデザインによる欧州調の尻下がりラインでデビューするも不評で、1966年にマイナーチェンジ。この個体はその”修正後”のモデルで、美しいラインが今も新鮮だ。1300 SSは直列4気筒OHVにSUツインキャブをおごり72馬力を発揮し、小排気量ながら最高速は150km/hに達した。残存数は少なく、かなり希少な存在といえる。

オーナーは日産系のメカニックを長年務めてきたという経歴の持ち主で、FRブルーバードはほとんど乗り継いでいるという。もちろん、レストアは自ら行っている。パーツはビス1本まで日産関連部品しか使用しないというこだわりがあり、抜群のコンディションを保っていた。

このほか、車体が大型化して曲面を多用した4代目 610型系(1971年~1976年)ブルーバードUと、ブルーバードでは最後のFR車となった6代目 910型系(1979年~1983年)のターボ車が参加した。

《嶽宮 三郎》

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