【スーパーフォーミュラ 第2戦】石浦宏明が今季初ポール獲得…予選2-3位にはオリベイラと塚越

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石浦(中央)が今季初ポールを獲得、2位オリベイラ(左)、3位塚越。
石浦(中央)が今季初ポールを獲得、2位オリベイラ(左)、3位塚越。 全 8 枚 拡大写真

全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)第2戦の公式予選が28日、岡山国際サーキットで実施され、前年王者の石浦宏明が今季初のポールポジションを獲得した。2位はJ-P.デ.オリベイラ、3位は塚越広大。

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前日は夏を思わせるような天候のもとで練習走行が行なわれた岡山だが、この日のコンディションは「曇り/基本的にドライ路面」へと変わり、温度条件は下がった。雨がパラつくこともあり、3段階ノックアウト公式予選は空模様を懸念しつつの戦いにもなる。1周が短いコースの混雑には拍車がかかり、さらに今季から使用されているヨコハマ製ワンメイクタイヤの特性を皆がまだ完全にはマスターし切れていないことも相まって、予選はお互いに自分が今いる(勢力図上の)ポジションがつかみにくい状況での推移にもなったようだ。

そんななか、最終のQ3では後続にコンマ2秒以上という岡山では大きな差をつけ、Q1~Q3オールトップで今季初ポールを獲得したのが昨年のチャンピオン、#1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)だった。Q3でのタイムは1分13秒620。

ただ、石浦も決して順風満帆な予選日ではなかった。前日の練習走行ではマシンのセッティングに「調子は良かったと思います」との感触を得ていたが、「その状態で走り出したら、今朝のフリー走行では良くなくて」というところからこの日は始まり、その後セッティングを進めて予選に臨むも、Q1で1セット目のニュータイヤを履いた時には「不発で、全然グリップ感がなく、これはヤバイなと思いました」という。

しかし、「エンジニアがすぐに原因を理解してくれて、マシンをアジャストしたら2セット目のニュータイヤでとてつもなくタイムが上がり、そこからは『いける』という手応えがありましたね」。昨年、ともに王座をつかんだ名将・村田卓児エンジニアやチームスタッフとの好連携で即時的に軌道修正を繰り返せたからこその、3セッション連続トップによる圧巻のポール獲得劇であった。

開幕戦では予選での不運遭遇もあってノーポイントに終わっている石浦。「けっこう悔しい思いをしたので、今日こうしてポールポジションを獲れて嬉しいです」。まずはポール獲得で1ポイントゲット、明日のレースではもちろん今季初勝利(10点)を狙う。

予選2位には2010年王者の#19 J-P.デ.オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)がつけた。3位には今季復活基調にある優勝経験者#10 塚越広大(REAL RACING)が入り、ホンダ勢最上位。塚越のチームメイトで、やはり優勝経験者の#11 伊沢拓也も4位と、REAL RACINGの実力者コンビ躍進が目立つ予選結果となっている。予選5~6位もホンダエンジン搭載車の優勝経験者で、5位が#40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、6位には2013年王者で開幕2連勝を狙う#16 山本尚貴(TEAM 無限)。

注目新人#41 S.バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)は「ギヤボックス関連の問題があった」とのことで予選16位。また、#8 小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS/トヨタ)は「まだ原因不明です」という不調に陥り、予選17位に終わった。他者のグリッド降格ペナルティがあるため、明日は8列目に15番バンドーン、16番可夢偉と並んでのスタートになると見込まれる。

バンドーンは「このコースでの追い越しは不可能に近いと思うけど、とにかくベストを尽くしてやってみる。明日は雨の可能性もあるし」と語る。可夢偉は「明日(のレース)は雨です」と断言し、「雨なら自信あります」。彼らの追い上げぶりも興味深いところだ。そして、VANTELIN TEAM TOM'S(エンジンはトヨタ)の超強豪コンビ、#37 中嶋一貴(予選9位)と#36 A.ロッテラーが(同12位)中団グリッドからそれぞれどんなレースを見せるかも要注目である。

SF第2戦岡山の決勝レース(68周/250km)は、明日29日の午後3時にフォーメーションラップスタートとなる。

なお、予選日定例のメディア向け「サタデーミーティング」の席上、シリーズ運営団体「JRP」の倉下明社長らから第4戦ツインリンクもてぎ(8月20~21日)でドライ用タイヤの2スペック同時投入を実現すべく、ヨコハマとともに準備を進めている旨が報告されている。

《遠藤俊幸》

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