【ロールスロイス レイス ブラックバッジ】バットマンのようにダークに、かつ先鋭的に

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ロールスロイス レイス ブラックバッジ
ロールスロイス レイス ブラックバッジ 全 8 枚 拡大写真
ロールスロイス『レイスブラックバッジ』は、ユーザーの要望に応えダーク系でまとめられたという。

「ロールスロイスの5年前の平均年齢は55歳だったが、最近は45歳くらいまで下がってきている。そういったユーザーの中には、よりエッジの効いた先鋭的なクルマを求めている人が多い。そこで、そういったユーザーの要望への回答がこのレイスブラックバッジなのだ」とは、ロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋プロダクトアンドオペレーションズマネージャーのスヴェン・グルンヴァルト氏の弁。

“ダーク”の意味についてグルンヴァルト氏は、「クルマが邪悪とかではない」と笑う。「全て常識にとらわれないという意味だ。ファッションや映画を見ても、よりダークなものの方が更にエッジが効いており、先鋭的だ。スーパーヒーローに例えるとバットマンのようなイメージ」だという。

ブラックバッジの投入に関して、「これはロールスロイスとして自然な成り行きだ」とグルンヴァルト氏。「我々は常に最先端であり、時とともに変わっていかなければならない。従って、過去には『レイス』、今年3月に公開した『ドーン』など、常にフレッシュな製品を発表して、幅広いユーザーを惹き付け、前に向かって進んでいるのだ」と述べる。

では、現在『ゴースト』とレイスにのみ設定されているブラックバッジをドーンへも設定される可能性はあるのか。グルンヴァルト氏は、「まだドーンは発表したばかりなので、今のところ追加の予定はない」と話す。しかし、「ゴーストは標準的なホイールベースに設定しており、ロングホイールベースには設定していない。それはドライビングに注目しているからだ」と述べることから、将来的には可能性はありそうだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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