コスモエネルギーHD、丸善石油化学などと水素化石油樹脂の事業化調査

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コスモエネルギーホールディングスは、丸善石油化学、荒川化学工業と、水素化石油樹脂の共同事業化に向けて事業化調査(FS)を開始する。

今回の事業は、コスモエネルギーグループが丸善石油化学を連結子会社化した目的である、シナジー創出による競争力強化策の第1弾となる。

今後、共同事業で製造・販売する水素化石油樹脂事業は、紙おむつなどの衛生材料の世界的な需要拡大とともに、成長が見込まれるとしている。

荒川化学は、水素化石油樹脂の製造技術を持ち、1970年から岡山県倉敷市の水島工場で水素化石油樹脂を製造している。現在、日本・欧州に合計で年間3万5000トンの生産能力を持つ。

一方で、コスモエネルギーグループは、水素化石油樹脂の原料と生産に必要となるタンクや設備を提供、3社で水素化石油樹脂を製造・販売する合弁会社を設立し、シナジー効果を創出するため検討する。

具体的には、3社合弁でコスモ石油千葉製油所と丸善石油化学千葉工場の敷地内に、粗C9油からの一貫生産する水素化石油樹脂製造設備を整備する。生産能力は年間約2万トン。2017年に着工し、2019年に稼働を目指す。

《レスポンス編集部》

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