スズキ本社へ立入検査、国交省として全容解明

自動車 社会 行政
「不正が積み重なった」と謝罪するスズキ・鈴木治会長ら
「不正が積み重なった」と謝罪するスズキ・鈴木治会長ら 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は3日、自動車局審査・リコール課の担当者ら4人が、静岡県浜松市のスズキ本社に立入検査に入った。

同社から提出された31日の報告書の内容を確認し、全容解明を進めることが目的。不正が行われたとされる車両のカタログ掲載値と、同社が法令に沿って行った新たな燃費を中心に担当者らから聞き取りを行う。

先にデータ不正が発覚した三菱自動車工業については、国交省の関係機関による独自の燃費計測を進めている。6月いっぱいを目途とする三菱自の計測後に、同省がスズキに対して同様の対応を行った場合、結論はさらに先延ばしせざるを得ない。今後の対応は、今回の状況を見て、判断すると思われる。

31日の検査は本社のみで、天候の影響を受けたとする相良工場(牧之原市)は、検査対象となっていない。

スズキは次のようにコメントした。
「本日、国土交通省より、当社本社への立ち入り検査を受けております。国土交通省の調査につきましては、全面的に協力し、真摯に対応してまいります。皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、改めてお詫び申し上げます」

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 洗車機=傷が付くはもう古い! 最新洗車機の凄さとプラスアルファの洗車法
  2. トヨタがインドで新型SUV『アーバンクルーザー・タイザー』を発表…Aセグメント再参入[詳細写真]
  3. 夜行高速バス「ドリーム号」、深夜の乗務引継ぎを見学する
  4. メルセデスAMG『E53』新型、612馬力の電動セダンに…欧州受注開始
  5. 【ヤマハ XSR900GP】開発者が語る「ただの80年代オマージュやレプリカを作ったわけじゃない」
  6. 3万ドルなら大人気確定!? テスラの新型コンパクトEVは『モデル2』か否か?
  7. フォルクスワーゲン『ゴルフ』改良新型はよりシャープな表情に[詳細画像]
  8. AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン[詳細画像]
  9. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファーの小型・薄型モデルでは、振動板サイズとボディの堅牢さを要チェック!
  10. カヤバが解説するサスペンションの全貌
ランキングをもっと見る