【バイク芸人トーク】チュートリアル 福田×レイザーラモン RG、バイク・鈴鹿8耐との出会い明かす

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チュートリアル 福田充徳さんとレイザーラモンRGさんが鈴鹿8耐について語る
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チュートリアルの福田充徳さん、レイザーラモンRGさんによる、鈴鹿8耐をゆるく、熱く語る「バイク芸人トーク」。連載2回目となる今回も、前回に引き続き各チームのトークで盛り上がる。そして「バイク芸人」の原点となるバイク、鈴鹿8耐との出会いとなったエピソードも明かされた。

※前回の記事はこちらから
レイザーラモン RGさん(以下敬称略):ヤマハとホンダに話が集中してるけど、スズキとカワサキはどうなんやろ。

チュートリアル 福田さん(以下敬称略):カワサキはマシンが新しくなったやろ。全日本JSB1000の開幕戦で柳川さんが3位になったけど、マシンは速いって評判やった。

RG:カワサキは、鈴鹿8耐発表会で、チーム・グリーンの釈迦堂監督からライダーの発表があったね。

福田:あそこで発表されると、おおっ~ってゾクゾクしたわ。カワサキは、鈴鹿8耐で勝ったのは1993年のスコット・ラッセル、アーロン・スライト組での1回きりやからね。これで今年勝てば、サーキットが揺れるくらいの歓声になる。ストレートは速いから、あとはどうやって鈴鹿8耐までにマシンをまとめていけるかやね。でも、できればスーパーバイク世界選手権で活躍するジョナサン・レイ、トム・サイクスも見てみたい。

RG:何かで読んだけど、レイとサイクスを鈴鹿8耐で走らせるためにも、その土台作りをするんやと。だから、今年のチーム・グリーンの戦いは注目やね。

福田:レオン・ハスラムは、ハルク・プロでだけど2年連続鈴鹿8耐で勝ってるからなぁ。ライダーもそろったし、マシンの戦闘力も上がったし、今年はカワサキにとってもチャンスやと思うわ。

RG:ヨシムラバイクのオーナーである僕にとっては、ぜひともヨシムラにもがんばってもらいたい。

福田:鈴鹿8耐と言えばヨシムラやしね。津田拓也選手のパートナーがだれになるのか分からんけど、ここのチーム力は間違いない。(青木)宣篤師匠もモトマップサプライで出場するし、チーム・カガヤマも気になる。一昨年、チーム・カガヤマでMoto2のドミニク・エガータが初めて鈴鹿8耐を走って、おっ、いけるやんって。だから、Moto2ライダーもどんどん鈴鹿8耐に来ればええと思う。

RG:Moto2もそうやけど、たとえばマン島TTレースを見てて、ここを走っているスペシャリストたちも鈴鹿8耐に来ないかなと。それでMotoGPやMoto2のスペシャリスト、ワールドスーパーバイクやブリティッシュスーパーバイクのスペシャリスト、全日本JSB1000のスペシャリスト、そして世界耐久選手権を戦っているスペシャリストたちが集まって、鈴鹿8耐が異種格闘技世界一決定戦になったら面白いよなー。

福田:MotoGPやと年間エントリーライダーが決まってしもてるけど、鈴鹿8耐はだれが出るかが分からない。だから、エントリーが発表される前の、いまが言いたい放題できて、これも鈴鹿8耐の楽しみ方でもあると思うねん。

僕は兄貴の影響でバイク好きになって、鈴鹿8耐は、ケニー・ロバーツと平忠彦組を地上波で見た記憶があって、チーム自体が衝撃的やった。で、ラスト30分でマシンが止まって、終わり方も劇的で。エントリーが発表される前、発表された後、事前テスト、予選、トップ10トライアル、そして決勝と、長い期間楽しめるのも鈴鹿8耐なんやね。

RG:僕は、こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)が大好きで、そのなかでバイクの話しがたくさん出てきて、そこからバイクにはまった。WGPはもちろん鈴鹿8耐も大好きで、テック21、ヨシムラ、(島田)紳助師匠も出てた。今年の鈴鹿8耐では、金曜日から3日間、鈴鹿サーキットに居るので、鈴鹿8耐決勝を、お客さんと一緒に楽しみたいね。

《佐久間光政》

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