伊香保おもちゃと人形自動車博物館、「別館」がオープン

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伊香保おもちゃと人形自動車博物館・別館がオープン
伊香保おもちゃと人形自動車博物館・別館がオープン 全 16 枚 拡大写真

プライベートミュージアムとしては国内最高の観客動員数を誇ることで知られる「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館(群馬県北群馬郡吉岡町)」が、6月4日に群馬県前橋市内のアーケード商店街「まちなか」こと「前橋中心商店街」に、あらたに「伊香保おもちゃと人形自動車博物館・別館」をオープンした。

「伊香保おもちゃと人形自動車博物館・別館」は、いずれも徒歩数分の圏内にある3つの展示スペースで構成される。

「一号館」は中央商店街の多目的スペース「まちなかさん」のとなりに設置され、主に輸入クラシックカーをイメージしたディスプレイに、フォード『モデルT』が置かれる。「二号館」は群馬県最大の老舗デパート、前橋「スズラン」の本店・入口フロアに、鉄人28号や鉄腕アトムなどの懐かしいキャラクターを展示。そして「三号館」は、群馬県を中心とする関東一円に展開する居酒屋チェーン「北海亭」前橋本店の入口フロアに設置。一昨年の北米「グレートレース」に参戦した「ダットサン240Z(日産フェアレディZ)」を中心に、古き良きアメリカンダイナーのような空間が再現されている。

いずれも観覧は無料で、開場日および時刻はそれぞれの施設に準ずるとのことである。

この「伊香保おもちゃと人形自動車博物館・別館」は、「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」の創業者である横田正弘館長のアイデアに、前橋市長の山本龍氏や前橋中心商店街に出店する各企業が賛同した結果、今回の実現に至ったもの。幼少期から現在に至るまで前橋市に在住し、特に「まちなか」商店街は子供の頃の憧れだったという横田館長は、地元に貢献したいという一念で、ほぼ手作りのかたちでオープンにこぎつけたとのことなのだ。

長らく前橋市民たちに愛されてきたものの、近年では郊外の大型商業施設や隣接する高崎市に客足が移動してしまったという「まちなか」商店街だが、伊香保を代表する観光施設として今や不動の人気を誇る「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」がサポートすることで、多方面で新たな活性化の動きも始まっているという。

今後の前橋中心商店街、および「伊香保おもちゃと人形自動車博物館・別館」の展開には、大きな期待が寄せられているのである。

《武田 公実》

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