【カーエレ最前線】ドライブレコーダー選びの“傾向と対策”…その1「ハイスペック化」

自動車 ビジネス 国内マーケット
ユピテル・DRY-AS410WGc
ユピテル・DRY-AS410WGc 全 1 枚 拡大写真

2016年も引き続きホットな「ドライブレコーダー」市場。新作のリリースラッシュもまだまだ続いている印象だ。というわけで今月の当コーナーは、「ドライブレコーダー」を賢く選ぶための“傾向と対策”を考察していく。今週は「ハイスペック化」をテーマにお贈りする。

「ドライブレコーダー」の「ハイスペック化」は、昨年1年間で一気に進んだと言っていい。ちょっと前までは上級機だけのスペックだった、『フルHD』、『GPS』、『Gセンサー』、この3つが、今やスタンダードなスペックとなっているのだ。

高画質化は、さらに進行中で、CMOSセンサーの画素数も、300万画素、400万画素レベルを確保しているモデルが増え、さらには、「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と呼ばれる、白とびや黒つぶれを抑え、より鮮明な映像を記録できる機能を搭載する機種も増えてきた。

もしものとき、必要な情報を逃したくない、という観点では、特にこの「HDR」は有効だ。ただし、フルHD画質は、必ずしも必要ないようにも思うのだがいかがだろうか。記録メディアの容量を食うし、実際の使用時には、画質を下げて録画している方も少なくないようだ。

しかしながら、旅の記録、として録画をするならば、『フルHD』はさすがにキレイだ。というように、シーンによって使い分けると良いのかもしれない。

『GPS』と『Gセンサー』は、どうせならば搭載していたほうが便利。前者は画像に位置情報を付加するのに必要で、後者は、衝撃を感知することができるので、もしもの時の対応がより強力になるので安心だ。

さて次週は、タイプ違いについて分析していく。

【カーエレ最前線】「ドライブレコーダー選びの“傾向と対策”」 Part.1「ハイスペック化」

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 鋭意開発中、ブリッドがプロトタイプシートを公開へ…オートメッセ in 愛知 2025
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る