【ルマン24時間 2016】ポルシェ、現地テストも順調…連覇へ向け準備万端

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ポルシェ919ハイブリッド
ポルシェ919ハイブリッド 全 28 枚 拡大写真

ポルシェは、6月5日(現地時間)に開催された「ルマン24時間レース」(決勝18~19日)の公式現地テストデーに2台の「ポルシェ919ハイブリッド」で参加、郊外の公道を320km/h超で走行するなど、順調な仕上がりを見せた。

連覇を目指すポルシェは、テストデーの午後早くに919ハイブリッドの最速ラップである3分22秒270をマーク・ウェバー(豪)がマーク。ウェバーは、ティモ・ベルンハルト(独)およびブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)とチームを組み、ル・マン24時間でカーナンバー1をつけて走る。

カーナンバー2をつけたもう1台の919ハイブリッドのニール・ジャニ(スイス)は、3分22秒334のラップタイムを記録。ジャニは、チームメイトのロマン・デュマ(仏)およびマルク・リーブ(独)とともに、今シーズンのWECドライバー部門をリードしている。

この日、特に午前中は路面が滑りやすくなっていたが、昨年とは違い、雨は降らなかった。2台の919ハイブリッドは7時間半で合計173周(2357.8km)を走行した。ベストタイムはカーナンバー8のアウディが記録した3分21秒375だった。

ポルシェのアンドレア・ザイドル監督はテスト終了後、「滑り出しは好調で、レースに向けて良い自信となった。両車とも順調で、ドライのコンディションですべてのテストを完了できた。午前のセッションでは、セッティング作業に集中し、午後には主にタイヤの耐久性を試した。また、セーフティカー導入やスロー・ゾーンなど、ル・マン独特のレースの進行手順を練習することもとても重要だった。チームとして、レースウィークへの十分な準備が整っている」と、連覇に向け、自信をのぞかせた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る