【ポルシェ 718ボクスター】4気筒ターボエンジンは「高効率の見本」

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ポルシェ 718ボクスター
ポルシェ 718ボクスター 全 8 枚 拡大写真
ポルシェジャパンから発表された『718ボクスター』は、2リットル300馬力のボクスターと、2.5リットル350馬力のボクスターSの2モデルが導入される。価格は658万円から。

この2つの718ボクスターのパワーに共通しているのは、「ともに先代モデルと比較し35馬力、出力が増えていることだ」とは、同社広報室PRマネージャーの木内洋治氏の弁。

また、このエンジンはパワーとともに燃料効率にも優れており、先代比で最大13%燃費が向上している。特にボクスターSでは「バリアブルタービンジオメトリー(VTG)がウエストゲートとともに採用されていることが特徴だ」と話す。VTGは、タービンのアジャスタブルガイドベーンが、小型と大型のターボチャージャー両方のメリットを兼ね備えるように機能する。その結果、低回転域で抜群の応答性を発揮し、極めて高い最高出力を生み出すという。

このVTGは「718ボクスターS以外で採用している唯一の市販車は『911ターボ』だ」と木内氏は語った。

718ボクスターの0-100km/h加速はわずか4.7秒。最高速度は275km/h。同ボクスターSではそれぞれ4.2秒、285km/hだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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