【プジョー 308GTi 試乗】ついつい余計にシフトしたくなっちゃう…竹岡圭

試乗記 輸入車
プジョー 308GTi by プジョースポール
プジョー 308GTi by プジョースポール 全 8 枚 拡大写真

クープフランシュなボディカラーがいいじゃないですか! って、これをいきなり選択するのはちょっと勇気が必要かもしれませんが、これだけ個性的な走りをするマシンだったらコレもありかな? と思えちゃうんですよ。

左ハンドル車の6MTモデルですから、もうこれだけでユーザーを選んじゃってますからね。個性をアピールした方がいいと思うんです。

エンジンは同じですが、出力違いでふたつ。「250」と「270」がありますが、基本的にはフィーリングは同じ。私の腕だと250の方がパワー的には扱いやすいかも。トルクは両車同じですが、試乗当日雨が降っていたこともあって、出力が押さえられている方が乗りやすかったんですよね。

でもタイヤサイズは270の19インチの方が合っていたかも。乗り心地的にもこちらの方がよかった印象でした。もちろん18インチでも悪いということは、まったくもってありませんでしたよ。念のため。

両車共通のフィーリングとしては、低回転域からトルクがあるので非常に扱いやすく、そしてシャープに走れる! シフトフィールも6速までキレイに気持ちよく入ってくれて実に爽快! そしてなにより、ヒール&トゥがバッチリ決まる! なぜかプジョーの左ハンドル車って、私の体格だと上手くヒール&トゥができないものが多かったんですが、とってもやりやすくて、ついつい余計にシフトしたくなっちゃうほどでした(笑)。

シートとステアリングに特別感はありますが、あとのインテリアはそんなに変わらず豪華な感じで、「いかにもスポーツ」というよりは、こういった豪華なエレガントスポーツがイマドキっぽいのかも~なんて感銘を受けた次第です。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走っ て」を実践する女性モータージャーナリストとしてカーライフ全般を女性の視点からレポートする。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々 のレースに参戦するなど、硬軟幅広く携わる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  2. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 自動車7社決算分析、「稼ぐ力」首位はスズキの11%、2位トヨタを上回る[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『レブル250』と「Eクラッチ」の相性は? “立ちゴケ”ともサヨナラ、その優等生ぶりに驚いた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る