三菱自と日産の軽自動車、7月にも生産・販売再開へ

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車 水島製作所で生産される軽自動車eKカスタム(右)
三菱自動車 水島製作所で生産される軽自動車eKカスタム(右) 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車工業による燃費データの不正が発覚し、4月20日から販売が停止されてきた三菱自の『eKワゴン』や日産の『デイズ』など4車種の生産・販売再開が、7月中になる見通しとなった。

国土交通省がこれらの軽自動車の燃費を再測定した結果を踏まえ、4車種の型式指定の存続を認める方針としたためだ。同省筋によると、道路運送車両法に基づく「保安基準」に燃費規定はなく、安全性能や排出ガス基準を満たせば、通常、型式指定を取り消すことはないという。

国交省は三菱自からの燃費値の修正を受け入れるが、最大で15%超の修正となるため、グレードによっては「エコカー減税」の適応ランクが変わるモデルも出る見通し。すでに販売した車種の減税差額分の返納手続きは三菱自が行う。

1台当たり10万円と検討している顧客への補償も正式決定したうえで、手続きを始める。また、三菱自と日産は販売再開に当たり、燃費性能の悪化に伴う価格の改定も行う見通しだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る