伊豆急行の「新たな列車」、来年登場へ

鉄道 企業動向
伊豆急行の2100系「リゾート21」。同社が来年導入する「新たな列車」は、「リゾート21」の後継的な車両になるとみられる。
伊豆急行の2100系「リゾート21」。同社が来年導入する「新たな列車」は、「リゾート21」の後継的な車両になるとみられる。 全 1 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)と同社グループの伊豆急行は6月22日、伊豆エリアに「新たな列車」を導入すると発表した。2017年の運行開始を目指す。

伊豆急行は、伊豆半島の伊東(静岡県伊東市)~伊豆急下田(下田市)間45.7kmの伊豆急行線を運営。伊東駅でJR東日本の伊東線と接続しており、東海道線の列車も乗り入れている。

東急と伊豆急の2社は、「新たな列車」の運行開始時期や区間、運賃、サービスの内容などの詳細について「決まり次第お知らせします」としており、列車のイメージ図なども今回は発表していない。2社は「(伊豆エリアの)魅力を知っていただき、訪れていただくことを目的に、魅力的なサービスを提供し、車内での時間を楽しんでいただく」と述べるにとどめている。

伊豆急行は1985年、2100系電車「リゾート21」を導入。普通列車用だが編成両端に展望室を設置し、中間車両の座席は海側の景色を見やすいよう窓向きに設置するなど、観光利用も意識したデザインでまとめられた。1993年までに5編成が導入されたが、このうち初期の2編成が既に引退している。2社は「新たな列車」により「上質な旅を提案」するとしており、「リゾート21」の後継的な役割を担う車両が導入されるとみられる。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  4. 「パジェロですか?」三菱が初公開した次世代SUVに熱視線! SNSでは日本導入を求める声
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る