【カーグッズ】チャイルドシート事情…忘れがちな「子どもの快適性」

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注目のカーグッズや、カーグッズにまつわるトピック等をお伝えしている当コーナー。今月は、「チャイルドシート」選びにおけるチェックポイントを、1つ1つ分析している。最終回となる今週は、“子どもにとっての快適性”について、そのトレンドを分析していく。

ここまで、「チャイルドシート」選びにおいての3つのチェックポイントについて解説してきた。1つ目が“ISO FIXに対応しているか否か”、2つ目が“安全性能”、3つ目が“ママにとっての使いやすさ”。以上の3点だ。吟味すべきポイントはもう1つある。それが、“子どもにとっての快適性”だ。

具体的にみていこう。まずは、「サンシェード」。太陽の光をさえぎるための“日よけ”の有る無しは、チョイスのときにチェックしたいポイントの1つだ。なお当機能は、高級機になるほどに装備率が高くなる。同一メーカーの同一シリーズで、これの有る無しによってグレード設定が分かれている場合もある。装着されていれば安心感が高まるが、価格が上昇することをどう捉えるか…。窓にカーテンを付けるという手もある。これがあるべきか割り切るかべきか、じっくりと検討したいところだ。

次には、「シートの通気性」。これについても、工夫を凝らした製品がいくつかある。子どもは汗をかきやすく、通気性の高さは快適性に直結する。この部分も、チェックすべき重要部分の1つだ。

さらには、「ベルトのフィット感」も入念にチェックしたい。ねじれを防止する機構や、成長とともに背もたれの高さを変えるときにベルトの支点の位置も変更できる機能等、各機ごとで細かな工夫が多々見られる。なるほどと思える工夫がされていたならば、候補としての順位を上げて良いだろう。

また、「リクライニング」の角度調整幅、段階の刻みの細かさも、店頭で実際に触りながらチェックしたい部分である。特に、新生児用や低年齢児用のシートではよくよく見比べておきたい点の1つと言っていいだろう。

さらには、「ドリンクホルダー」の有る無しもチェックしておこう。ちょっとしたひと工夫的な要素ではあるが、装着されていることで利便性が1段階上がる。

「チャイルドシート」は種類も多く、価格差も案外大きい。チェックポイントごとで各機能の必要性を検討して、性能的にも予算的にもしっくりくるものを、じっくりと選びたい。

【カーグッズ・アトランダム】「チャイルドシート最新事情」 パート4 “子どもにとっての快適性”

《太田祥三》

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