【グッドウッド16】マクラーレン P1 GTR に公道版「LM」…ヒルクライムで市販車最速

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マクラーレン P1 GTR LM
マクラーレン P1 GTR LM 全 1 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブのサーキット専用車、『P1 GTR』。同車の公道仕様の『P1 GTR LM』が、英国名物の「ヒルクライム」において、市販車部門の最速タイムを更新した。

これは6月25~26日、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムでの出来事。P1 GTRの公道仕様のP1 GTR LMが、全長およそ1.8kmのヒルクライムコースを、47秒07のタイムで駆け抜けている。

P1 GTR は2015年3月、ジュネーブモーターショー15で初公開。マクラーレンのラインナップの頂点に位置するスーパーカー、『P1』のサーキット専用車がP1 GTR。

P1 GTRは、市販車のP1対して、大型のリアウイングなど、アグレッシブなエアロダイナミクスボディをまとう。3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムの「IPAS」(インスタント・パワー・アシスト・システム)にも専用チューニングを実施。システムトータル出力は、916psから1000psへ、84ps高められた。

このP1 GTRを、英国のLanzante Motorsportが軽量化と空力性能の向上を果たしたうえで、公道仕様に仕立てたのがP1 GTR LM で、5台を市販する計画。同車がグッドウッド名物のヒルクライムで計測した47秒07のタイムは、2015年に英国のBAC『MONO』が叩き出した47秒9を上回るもの。P1 GTR LMが、グッドウッドのヒルクライムにおいて、最速の市販車に君臨している。

《森脇稔》

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