5000トンの大型客船「東京湾納涼船」ゆかたの魅力...東海汽船

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東海汽船『東京湾納涼船』
東海汽船『東京湾納涼船』 全 9 枚 拡大写真

東京・港区の竹芝フェリーふ頭に、ひときわ華やいだ夏がやってきた。伊豆諸島と本土を結ぶ生活航路の発着の合間に、4人に1人がゆかたで乗船する「東京湾納涼船」がスタートしたのだ。

【画像全9枚】

この東京湾納涼船、始まったのは終戦から5年後の1950年の夏のことだ。本土と伊豆諸島を結ぶ定期航路船を使って始まり、今も総トン数4992トンの大型客船「さるびあ丸」が、その役を担う。17時40分に竹芝フェリーふ頭に着船し、23時に再び伊豆諸島に向けて出発するまでの時間を利用して、1日1回、約2時間、東京湾クルーズを行っている。

この2時間、船内はさながらクラブに集うパ-ティーピープル状態だ。「夜景に乾杯!」という呼び声と共に、女子大生のキャンパスDJらが進行する船内イベント。デッキの特設ステージで『ゆかたダンサーズ』が見せるパフォーマンス。海を一望するトップテラスでは、台場レインボーブリッジをくぐりながら、トップテラスのライトアップが行われて雰囲気を盛り上げる。

生ビール飲み放題は66年変わらない。つまみは船内至るところに設置された夏祭りの出店のような屋台で調達できる。八丈島や小笠原諸島の郷土料理「島寿司」からトルコ風ケバブ、やきそば、たこ焼きまでさまざななものが売られている。

船内の一等客室や二等の座敷は団体予約向けに、二等リクライニングシートは、一般の休憩場所として提供されている。東京湾の納涼船といえば屋形船のような小型船だが、はじけたおもしろさがある。

その魅力で66年目を迎えて、なお乗船客数を更新し続けている。特に近年、開催期間中の乗船者数は、01年に7万人だったのが、15年には14万5000人(15年)に。今年は1日の初日だけで約1700人を集めた。期間も10月10日まで、昨年より10日間延長して15万人の乗船を東海汽船では目指している。

《中島みなみ》

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