河西工業、中国・武漢に生産拠点を新設

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河西工業は、中国・湖北省武漢市に自動車用天井内装品を製造する現地法人を設立したと発表した。

中国での納入先である自動車メーカーへの対応と今後の事業拡大を図るため、同社と東風偉世通汽車飾件系統(東風ビステオン)との合弁事業である東風河西(大連)汽車飾件系統が100%出資する生産会社を武漢市に設立した。河西工業にとっては孫会社となる。

新会社は「東風河西(武漢)頂飾系統」で、資本金が1500人民元(約2億5000万円)。新会社は、中国地域における自動車の天井事業拡大の基点となる拠点と位置付けており、河西工業グループの中国事業成長に向けて重要な生産会社となるとしている。

河西工業では、2013年に中国に合弁会社の東風河西(襄陽)を湖北省襄陽市に、2014年には同じく合弁会社の東風河西(大連)を遼寧省大連市に設立し、中国に自動車内装部品生産拠点を展開してきた。

今回、主要顧客である東風日産や東風ホンダに対する武漢地区における部品供給、中国地域における自動車天井事業拡大のため、新会社を設立することにした。新会社は2018年度に売上高8800万人民元(約15億円)を目指す。

提携先である東風ビステオンは、中国を代表する自動車メーカーである東風汽車グループ系列自動車部品メーカー。

《レスポンス編集部》

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