【日産 プロパイロット】坂本副社長「普及できるし普及させたい」
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ステアリングに装備されたボタンで自動運転モードに切り換え、ドライバーがセットした速度を上限に、前方車に追随走行する。渋滞時や長時間の巡航走行での利用を想定している。セット可能な作動域は30~100km/hで、車線の中央を走る機能も備える。
渋滞時のステアリング、ブレーキ、アクセルの全てを自動でサポートする技術は日本メーカーでは初という。車両の前方センサーは、イスラエル社製の単眼カメラを採用している。システムの価格などは未公表。
記者会見した開発部門担当の坂本秀行副社長は「普及してきた自動ブレーキより、はるかに高い安全性が確保できる。普及できるし、普及させたい」と語った。
《池原照雄》