タカタ製エアバッグのリコール、二輪車にも拡大…米ホンダ

モーターサイクル 企業動向
ホンダGL1800ゴールドウイング 2010年型
ホンダGL1800ゴールドウイング 2010年型 全 2 枚 拡大写真

タカタ製エアバッグインフレータの不具合による大規模なリコール(回収・無償修理)。このリコールが米国では、四輪車だけでなく二輪車にも拡大した。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。ホンダの米国法人、アメリカンホンダから届け出を受けたタカタ製エアバッグの不具合による二輪車のリコール内容を公表している。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレーター(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇。インフレーター容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるという内容。

今回、アメリカンホンダがリコールを発表したのは、ホンダの二輪車、『GL1800ゴールドウイング』。2006-2010年モデルの2701台がリコールに該当する。

アメリカンホンダは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、エアバッグ一式を交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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