ジャガー・ランドローバーが自動運転の公道テスト…100台以上投入へ

自動車 ビジネス 企業動向
ジャガー・ランドローバーの自動運転の公道テスト
ジャガー・ランドローバーの自動運転の公道テスト 全 4 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは7月13日、自動運転車の公道での開発テストに、100台以上の車両を投入すると発表した。

画像:ジャガー・ランドローバーの自動運転の公道テスト

ジャガー・ランドローバーは2016年2月、自動運転車両の研究プロジェクト「MOVE-UK」に出資。人間のドライバーのような反応ができる車両開発に協力してきた。

MOVE-UKは、ボッシュが主導するプロジェクト。ジャガー・ランドローバーをはじめ、英国交通研究所(TRL)、ダイレクトライン、グリニッジ・ロンドン特別区、ザ・フローが参加。グリニッジ・ロンドン特別区の職員がジャガー・ランドローバーの車両を毎日運転し、渋滞、混雑した交差点、道路工事、悪天候など、実社会の運転状況に対するさまざまなドライバーの反応を検証している。

プロジェクトの狙いは、車両に搭載されたセンサーが収集したデータから、複雑でストレスがかかる状況などで、ドライバーが行う自然な運転操作と判断について明らかにすること。例えば、ロータリーや交差点で道を譲る、交差点で車の流れに入るために減速する、渋滞中に車両後方から緊急車両が接近してきた際の対応などが、調査に含まれる。

今回のジャガー・ランドローバーの発表では、今後4年間に、100台以上の開発車両を自動運転車の公道テストに投入する計画。まずは年内に、英国内の2都市を基点に、高速道路および一般道での走行テストを開始する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  4. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る