“MVアグスタ=ツアラー”という概念を浸透させる

モーターサイクル 企業動向
STRADALE800
STRADALE800 全 4 枚 拡大写真
「バイク界のフェラーリ」とも言われるハイエンド志向のイタリアンブランド「MVアグスタ」。日本市場でのシェア拡大を狙って、いまMVアグスタジャパンではさまざまな手を打って出てきている。そのひとつが、『MV AGUSTA モニタープライスキャペーン』だ。

モニターの条件は、MVアグスタジャパンのホームページ、Facebookにてモニターレポートを掲載。購入から1か月以内に最低2回、年4回のレポートをすればいい。購入者自身のSNSにレポートを公開し、MVアグスタジャパンのホームページでシェアする。

対象モデルは、同社初のアドベンチャーモデルとして注目を浴びている『TURISMO VELOCE 800 LUSSO』と、スポーツもツーリングも、快適性もパフォーマンスもと欲張りなモデル『STRADALE800』の2機種。

全国のMVアグスタ正規ディーラーにて、通常メーカー小売価格(税込み)219万7800円のTURISMO VELOCE 800 LUSSOは、限定30名で176万5800円(43万2000円OFF)に。STRADALE 800は限定10名で175万5000円が、143万1000円(32万4000円OFF)となる。期間は12月末日まで。

MVアグスタジャパンの担当者はこう言う。

「モニタープライスキャンペーン実施の狙いは、より多くの方にMVアグスタのツアラーの魅力を知っていただきたいということ。MVアグスタ=ツアラーという概念は、世界的に見てもまだ馴染みのなかったものですが、メーカーが膨大な力を注いで開発したモデルを、少しでも多くの方に、お求めやすい価格帯でお届けしたい」

このキャンペーンにはさらに特典があり、定期点検での5万円分の純正パーツサポート(3年間有効)をはじめ、テクノイル・ジャポンK.K.とのコラボレーションにより、エンジンオイル『MOTUL 300V FACTORY LINE ROAD RACING 5W-40』を20Lサポート(無償)。チェーンルーブ、チェーンクリーナー、タイヤリペアも無償サポートと手厚い。

試乗の機会も増やそうと『MV AGUSTA CAFE』と名付けた試乗会を箱根大観山で定期的に開催中で、次回は7月16日におこなわれる。ユーザー向けのサーキット走行会を開くなどもし、ディーラーネットワークの拡充ともども、これまでMVアグスタに乗ったことがなかった人を振り向かせようと、MVアグスタジャパンは本腰を入れている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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