アルパインスターズの最新ジャージ&パンツ、モトクロスコースでチェック

モーターサイクル テクノロジー
アルパインスターズの2017年最新モデル『TECHSTAR FACTORY JERCY』と『TECHSTAR FACTORY PANTS』を着て走るバイクジャーナリスト・青木タカオ。
アルパインスターズの2017年最新モデル『TECHSTAR FACTORY JERCY』と『TECHSTAR FACTORY PANTS』を着て走るバイクジャーナリスト・青木タカオ。 全 20 枚 拡大写真
アルパインスターズの2017 最新オフロードギヤをモトクロスコースで着用し、実際に走行する『ALPINESTARS 2017 MX & RIDE DAY』。そこで最新作『TECHSTAR FACTORY JERCY』の着心地をチェックした。

なんと軽いことか! 走ってみて感じるのは軽快な着心地。これは超軽量素材であるベンテッドポリエステルを主構造に用いているからで、脇の下に配した拡張メッシュパネルに空気の流れを感じる。

アルパインスターズのメディアサービス担当、ジェレミー・アペレトン氏によると、「機能や耐久性を向上するとともに、従来モデルに比べ、30%の軽量化を実現した」とのこと。

ジャンプにコーナリングと、モトクロスでは激しいボディアクションが求められるが、ウェアがこうして軽いと、ライディングにより集中することができ、自らのパフォーマンスを高められることに直結する。

また、長めにカットした背部や袖口にストレッチ素材を用いたことからフィット感に優れ、心地良い襟まわり、ラグラン袖構造によって、脱いだり着たりしやすい。当日は真夏日の猛暑にも関わらず、走行中は風を感じて快適。休憩時の着替えも素早くできた。

そして、色あせしにくい昇華転写グラフィックも色鮮やかで、見栄えも申し分ない。

『TECHSTAR FACTORY PANTS』は、PUコーティングされたマルチパネルファブリック構造が用いられ、強さと耐久性を実現。

アペレトン氏は「革新的な4ウェイストレッチが、ハイレベルな柔軟性とライディング時の自由で優れた快適性を保証する」と、独自の技術について説明する。

たしかに履いて走ると、通気性の良さを感じた。パンチング加工を施したパネルとストレッチインサートが風を通し、バックパネルからも空気が入り快適。内側のレッグパネルは本革によって補強され、耐熱性と耐摩耗性を実現していることもわかった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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