出会い頭事故を起こした警官、「緊急走行だった」と虚偽の証言

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6月下旬に福岡県宗像市内で発生したパトカーと乗用車の衝突事故について、福岡県警は14日、実際には緊急走行状態ではなかったにもかかわらず、運転の警官が「緊急走行だった」などと虚偽の供述をしていたことを明らかにした。

福岡県警・宗像署によると、問題の事故は2016年6月30日の午前2時ごろ発生している。宗像市くりえいと2丁目付近の市道(片側1車線の直線区間、交差点に信号機あり)をミニパトカーでパトロールしていた同署員が無灯火状態で走行するバイクを発見。追跡を開始したところ、交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突。このクルマを運転していた32歳の男性が軽傷を負った。

現場となった交差点に設置されていた信号機はパトカー側が赤色点滅状態で、パトカーを運転していた38歳の男性巡査長は「サイレンと赤色灯を使用した緊急走行状態だった」と供述していたが、負傷した乗用車の運転者は聴取に対して「サイレンの音を聞いていない」などと話しており、警察が詳細な調べを進めていた。

その結果、事故当時のパトカーは緊急走行状態ではなかったことが現場周辺に設置されていた防犯カメラの映像などから判明。巡査部長も「サイレンのスイッチを押したつもりになっていた。事故を起こしてしまったので、緊急走行ではなかったと言い出せない雰囲気になってしまった」などと供述。証言が虚偽だったことを認めている。

警察では改めて事故発生の経緯を詳しく調べ、巡査部長への処分も検討する方針だ。

《石田真一》

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