NXPセミコンダクターズ、米「スマート・シティ・チャレンジ」優勝都市に車両通信ソリューションを提供

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「スマート・シティ・チャレンジ」をサポートするNXPの技術とパートナーのイメージ
「スマート・シティ・チャレンジ」をサポートするNXPの技術とパートナーのイメージ 全 1 枚 拡大写真

NXPセミコンダクターズは、米運輸省の「スマート・シティ・チャレンジ」の優勝都市であるオハイオ州コロンバス市に、RFIDタグ、スマートカードICなどの車両通信ソリューションが採用されたと発表した。

NXPは運輸省とのパートナーシップを通じコロンバス市と連携し、クルマによるセキュアなデータ送受信、事故防止、交通の流れの改善を可能にするワイヤレス通信技術の普及を支援する。同時に、クレジット支払いや現金支払いを行いたい乗客の双方に対し、公共交通機関へのセキュアで高速、容易なアクセスを可能にするスマートカードICの普及もサポートする。

「スマート・シティ・チャレンジ」は、全国規模のコンペティションで、優勝した米国の中規模都市に運輸省を通じて5000万米ドルの賞金を授与するもの。賞は未来のコネクテッド・シティ開発や、人口増大が交通インフラに及ぼす問題解決策に関する革新的なアイデアに対して与えられる。

優勝都市であるコロンバス市には、NXPや他のプログラム・パートナーからさまざまな先進的スマート・シティ技術が提供される。これによって事故防止のためにクルマ同士の通信が可能になるほか、都市によりスマートなインフラを提供し、コロンバス市民のため、セキュアなコネクテッド体験とより円滑な交通の流れが実現する見込み。

NXPはダグラス・コミュニティ・センターでの発表式典で、動作するNXPの「RoadLINK V2X技術」をメディア、政府高官、コロンバス市民に実際に見てもらうため、パートナーのデルファイやシーメンスとともに車車間、路車間通信技術のデモを行った。

《レスポンス編集部》

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