【リコール】ダイハツ タント 80万台、バックドアステー破損で負傷のおそれ…塩害地域は要注意

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ タント(2007年)
ダイハツ タント(2007年) 全 2 枚 拡大写真
ダイハツは7月21日、『タント』のバックドアステーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはダイハツ『タント』1車種で、2007年12月12日から2013年9月9日に製造された79万8550台。

バックドアのガス封入式ステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、沿岸地域の塩分の影響で腐食することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、外筒が膨らみ、エンドキャップが割れ、バックドアを開く際に外筒が破損。最悪の場合、周囲の人が負傷するおそれがある。

ダイハツは20日、2009年製タントのバックドア操作時にステーが破損し、ユーザーが負傷する事故が発生したことを公表。ホームページで当該車種のバックドアを使用しないよう注意を呼びかけており、今回、正式にリコールを届け出た。

改善措置として、全車両、バックドアステーを対策品と交換する。なお、交換部品の準備に時間を要することから、塩害地域と年式の古いものから順次交換する。

不具合は2件発生、負傷事故が1件起きている。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  2. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. 日産フェアレディZ、「ヘリテージエディション」が米国で登場…1990年代の「300ZX」がモチーフ
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る